床の補修、からのシロアリ駆除
床板や敷居が劣化してボソボソになっています。
よく見るとシロアリが食べた跡が見られます。
床を補修するため床板を捲らせていただきました。
根太といわれる下地もシロアリの被害に!!
土台や大引きなどは材木種によりあまり被害はなく良かったです。
が、まだ他のところにシロアリが潜んでいる可能性が高いです。
今後もしばらく物置倉庫として使っていくため、防蟻工事のご依頼をいただきました。
まずは床の補修です。
ここの床下から他の部屋の床下へ行ければ全体に防蟻の薬が散布できますが、
塞がれていて他室の床下へいくことができません。
壊した木材の状況、棚板の支柱です。
木材の表面が上手に残されています。
防蟻の薬剤を散布するため、今後のメンテナンスのため床下点検口を設けます。
点検口の開口をあけるとそこにもシロアリの被害が出てきました。
また室ごとに床下も区切られており各室に点検口を設けました。
そして防蟻薬の散布、状況により注入の施工をします。
物置とするため補修した床は2重張りのベニヤ仕上げ
メンテナンス用にベニヤを外せるようにしました。
点検口については極力既設の床板を利用できるように努めましたが
被害のあったところは仕方なくベニヤ仕上げとなりました。
シロアリ業者によるとまだシロアリがいてもおかしくない状況のようですが、
シロアリも何らかの気配を感じ何処かへ逃げていくようです。
薬効は5年です。薬を散布したのでここには戻って来る事はしばらくはないでしょう。